「子育てに適した環境で暮らしたい」
「手厚い子育て支援をしてもらいたい」
子育てにはお金がかかります。
そのため地方自治体から、できればたくさんの支援金や給付金をもらいたいし、どのような子育て支援制度があるか知っておきたいですよね。
そこで今回は、高槻市在住の住民の方々がもらえる子育て給付金についてご説明いたします。
□児童手当
児童手当は全国各地で行われている子育て支援制度で、子供の数や世帯収入に応じて給付金を受け取ることができます。
子供手当の支給該当者は、0〜15歳までの中学を卒業するまでのお子様がいらっしゃる家庭です。
*支給額の区分
・0〜3歳未満…1万5000円(一律)
・3歳〜小学校終了まで…1万円(第1子、第2子)
1万5000円(第3子以降)
・中学生…1万円(一律)
しかし所得制限により定められた所得額を超える場合は、子供の年齢や人数に関係なく一律5000円の支給となります。
所得制限は扶養家族の人数によって異なるため、扶養家族の人数に変更がある場合は必ず市役所に届出を行うようにしましょう。
□出産育児一時金
高槻市では出産した際、祝い金として42万円を市から受け取れる制度があります。
これをもらうためには、出産を行う分娩機関にて申し込みを行う必要があります。
また産科医療保証制度というものに未加入である分娩機関等での出産の際は、支給額が40万4000円になります。
仮に流産や死産になったとしても、妊娠85日以上であれば出産育児一時金の支給対象者として認められます。
□子供医療助成制度
高槻市内に在住している0〜15歳(中学卒業まで)のお子様が、医療機関で診察を受けた際に使用できるのが、子供医療助成制度です。
医療機関で診察を受ける時、通常は保険証の提示で自己負担金は保険診断料の2〜3割程度になります。
しかし子供医療助成制度の対象者は、さらに自己負担金の一部を負担してもらえます。
生活保護受給者、ひとり親家庭医療助成受給者、重度障害者医療助成受給者などはこの制度を併用できません。
□ひとり親家庭支援制度
ひとり親家庭の方は、児童扶養手当や自立支援教育訓練給付金、ひとり親家庭等日常生活支援事業などさまざまな支援制度を活用できます。
ひとり親家庭は金銭的支援が必要なことが多いため、このような制度が充実しています。
詳しくは高槻市のホームページからもご覧いただけます。
□まとめ
高槻市には、快適な子育て環境を作り出すための制度がたくさんあります。
子育ての際には、子育て給付金をぜひご活用ください。